福田内科クリニック
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月経異常(PMS)・不妊・更年期障害
月経前症候群(PMS)について
PMSとは
月経前症候群とは(Premenstral Syndrome)は、主に生理開始2週間前におこりやすい心身の様々な不調や症状のことで、月経周期によって症状が変化する月経困難症や月経前深い気分障害(PMDD)、更年期障害とは異なります。
PMSの発症原因として、心身のストレスに対する反応性や黄体ホルモン(プロジェステロン)の生理的変動、神経伝達物質であるセロトニン・GABA・ドーパミンの不均衡、ビタミン・ミネラル・アミノ酸・脂肪酸の欠乏のほか、機能性低血糖や食物アレルギー、化学物質や重金属汚染、腸内細菌叢や電磁波障害など体内外の環境不全がいわれています。
更年期とは
女性の更年期とは、卵巣機能が衰え始め女性ホルモン分泌が減少する閉経前後の期間のことをいいます。
更年期障害
更年期障害とはホルモンバランスの乱れによる自律神経失調を主体とした心身の不調です。
更年期障害では人間関係のストレスや食事・栄養の偏り、体内外の環境変化や加齢によるホルモンバランスの不均衡によって、月経異常や精神症状、身体の冷えのぼせ、手足の痺れやむくみ、耳鳴りやめまい、頭痛や胸痛、消化器症状や動悸や頻脈、ほてりや発汗などが現れて来ます。
更年期障害の検査
連携する婦人科での検診や精密検査のほか、心療内科的なカウンセリング、内科的には血液での栄養・代謝分析、唾液・尿などの各種ホルモンや神経伝達物質を測定します。
PMS/PMDDM・更年期障害の治療
ナチュラルホルモン補充療法
未妊・不妊治療
男性不妊の検査・サプリメント
精液検査「バディチェック」精子の運動性維持に必要な、精液中のクレアチニン濃度を検査することで、
食事やサプリメントでクレアチニンを補う必要があるかがわかります。
男性妊活サプリメント「ファミリープログラム」精子運動性に関わるクレアチニン・エルゴチオネイン配合
クレアチニンサプリメントを1日10g摂取することで、
精液中のクレアチニン濃度と精子の運動率が上がることが明らかになっております。
・精液検査「バディチェック」 3000円(税別) 3300円(税込)
・男性妊活サプリメント「ファミリープログラム」 6500円(税別) 7150円(税込)
【PDF】
精液検査「バディチェック」・男性妊活サプリメント「ファミリープログラム」資料
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自由診療における治療等に関わる主なリスク・副作用について
DHEA(dehydroepiandrosterone)に関する治療のリスクと副作用
・にきび、顔の毛の増加、汗の増加、倦怠感や鼻づまり、頭痛、稀に頻脈や不整脈、動悸、不眠等が報告されています。
・血液凝固異常や肝臓障害のリスクが高まる可能性があります。心拍異常や血液凝固充進の既往歴のある方の摂取は控えて下さい。
・エストロゲン受容体陽性の癌患者の摂取は控えて下さい。
・妊娠中、授乳中の方の摂取は控えて下さい。
・糖尿病・甲状腺異常、その他の内分泌異常の方の使用は注意が必要です。
・妊娠中、授乳中の方の摂取は控えて下さい。
・1日200mg以上経口摂取すると、にきび、脱毛、声、インスリン耐性、月経周期の変化、肝機能障害、腹痛、高血圧等の副作用が発症しやすくなります。
エストロゲン製剤に関する治療のリスクと副作用
・不正出血・乳房の張りや痛み・おりもの・下腹部の張り・吐気などが報告されています。
・禁忌として乳癌(特にホルモン受容体陽性)の方は使用できません。
ただし健常な女性が使用して乳癌になりやすくなることはありません。
米国の研究では、乳がんになりやすい要因として、ホルモン補充よりも乳腺の病気にかかったことがある、乳がんになった家族がいる、最初の出産が35歳以上、出産経験がないといったことのほうが、乳がん発症の危険性が高いこともわかってきました。また、日本では、2004~2005年秋に厚生労働省研究班による調査が行われ、過去10年間以内に乳がんの手術を受けた45~69歳の女性と、同世代のがん検診受診者の中で乳がんではなかった女性に対し調査を行ったところ、前者でのホルモン補充経験者は5%、後者では11%であり、乳がんではないグループの方に約2倍のホルモン補充経験者が多いという結果が出ました。
プロゲステロン製剤に関する治療のリスクと副作用
・不正出血・乳房の張りや痛み・めまい・吐気などが報告されています。
・禁忌として乳癌(特にホルモン受容体陽性)、子宮がん(子宮体部がん)の方、血栓症の治療薬を処方されている方には投与できません。
重篤な肝障害や、子宮出血のある方も使用できません。また、糖尿病の方で、血糖降下剤を服用されている場合は、血糖降下作用を弱める働きがあるため注意が必要です。