松江市、内科、呼吸器、心療内科、漢方、アレルギー、統合医療

①加齢とともに、生体エネルギーの95%を生成するミトコンドリア活性が低下しますが、
5デアザフラビンはミトコンドリアの活性を促進し、ATP(エネルギー)生産を増加させます。
（類似のミトコンドリア活性化物質であるNMNと比較し活性は数十倍）
②5デアザフラビンのもう一つの主機能にサーチュイン遺伝子の活性化があります。

5デアザフラビン（TND1128) については、以下のことが報告されています。
◆ 解糖系(酸素無しでATP合成)に強力に作用
◆ 虚血(酸欠)状態でも、エネルギー補給が十分
◆ 細胞が機能維持できる、細胞の保護機能が高まる

現在注目されている、NMNおよびNAD+は本来的に化合物として不安定性なものです。
５デアザフラビン（TND1128)は、天然に存在する電子キャリアー(生体内エネルギー交換の基軸通貨のような
もの)の一つで、 ビタミンB2などのフラビン骨格のうち
第5基をデアザ(N基を取り除く)置換した骨格が名前の由来です。

生体内ではFMN、FAD2+の形態として重要な役割を果たしており、
NAD+, NADP+に次ぐ第三のピリミジンヌクレオチド(機能が類似)と考えられています。

5デアザフラビン（TND1128)の本質的機能であるミトコンドリア活性、サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)活性は
それぞれNMNの数十倍、数倍強力で、臨床現場での診断的治療においても、コロナ後遺症（Long-COVID）やワクチン後遺症（mRNA PVS）、
高血圧・糖尿病・腎不全などにおいて、5デアザフラビンの有効症例が報告されています。